vivaJのブログ

うさぎとカメの、カメさんです

過去の記憶って消せないのかなぁ~

 

うちは、20年前に親が離婚して、母親はすぐ別の男性の家に引っ越した。

もちろん私と妹も一緒に。

 

義理父は、亭主関白。

 

母や私達の門限を決めた。

門限を破ると、木刀で携帯を壊された。(殴られてはない)

 

料理は必ず作らせた。

味噌汁はダシから作り、おせち料理は前日から準備した。

 

恩着せがましく、

いつも俺が送り迎えしてやってる、と、洗車を手伝わされた。

 

最寄りのバス停まで徒歩30分

最寄りの電車駅まで車で20分

そりゃ、高校生の私は頼らざるを得ない。

 

私は昔から、外国語が話せる人に憧れていたから

海外の大学に行きたかった。

DV父親を相手に、高3の時初めて、勇気を出して自分の思いを口にした。

「海外の大学に行きたい。自分なりに調べたから説明会に一緒に来て、話を聞いて欲しい」と。

義理父と母を連れて説明会に行った。一生懸命話を聞いたし、両親にも聞いてもらおうとした。

帰り道に感想を聞いてみると、義理父に言われた。

「話、聞いたよ。」

 

話を聞くというミッション、コンプリート。

 

 

 母も、義理父には逆らえなかった。

 

 

 

義理父自身も、親が離婚していて、親戚中をたらい回しにされた過去があった。

 「俺はこうやって生きてきた。だからお前らも我慢して俺に感謝しろ。」

 

自分と同じ経験をさせたかったのかな。

 

とにかく、

他人の意見って恐いなぁと思う。

何気なく言った言葉が、相手の記憶に長く残ることがある。

 

良い言葉も悪い言葉も。

 

その後の自分の人生に、大きく影響していく。

 

 

 

 

義理父とは、6年同居して、その間に数え切れないほど

パトカーと救急車が来た。

留置所に送られた時が、パトカーが来た最後の時。

 

 

 

義理父が留置所に送られる約半年まえ。

私が20歳になった。

だから急いで、母と妹を連れて逃げ出す準備をするために、不動産屋に行った。

 

(妹を連れて行ったんだけど、妹は後になってからこう言ってた。

「若い客相手だったから、不動産屋の対応、すごく雑だったよ」

私は必死だったから気づかなかったよ。 

さすが境界性パーソナリティー障がいを持つ妹よ。人の心を敏感に察知できる。)

 

 

 

そんなこんなで、臨時で契約していた部屋に、都合よく逃げ込むことができた。

初期費用を出してくれたおばぁちゃん、ありがとう。

 

 

 

とにかく記憶は恐ろしい。いつまでも自分の脳みそにへばりついている。

 

しかも、悪いことばかり!!!!

 

私はかわいそう。苦労してきた。

そこら辺のちゃらちゃらした人間と私を一緒にするな。

 

 

 

 

やだなぁ。

おばぁちゃんが初期費用出してくれて、家賃も出してくれたから。

なんだかんだ言って大学も卒業できたから、その後百貨店でも働けたのに

。。。

すぐ感謝の気持ちを忘れてしまう。

 

 

すぐウジウジする自分も嫌い。

 

今まで甘えたことなかったから、今の彼女にもすげぇ依存しちゃって、嫌われるし、嫌われたくないし。キツい。